5歳の娘がおたふく風邪に!前兆はあったのか?幼稚園や食事、気を付けたいこととは?
5歳の娘がおたふく風邪になりました。
症状や予防接種、幼稚園の出席停止などについてまとめました。
幼稚園から連絡があった
その日、私は用事があったため、預かり保育を利用していました。
幼稚園と提携しているスイミング教室に通っているため、幼稚園→スイミング→幼稚園という流れでした。
スイミングから帰ってきた娘を見た先生が、左の耳下が腫れていることに気づき、私に「迎えに来てください」と連絡がありました。
職員室で休んでいた娘の顔を見ると、「若干腫れてるかな…?」という程度で、そこまでパンパンに腫れている状態ではありませんでした。
ですが、触ったら痛い・ご飯を食べたら痛いということで、そのまま小児科に連れて行きました。
小児科に連れていく
おたふくかぜの可能性があったため、他の人に移らないように隔離室で待機。
その隔離室は個室で3畳ほど。
エアコンや空気清浄機が付いており、受付の人(保険証等提出)、看護師(症状を聞く)、医師(診察)、薬剤師(薬を持ってきてくれる)が来てくれ、すべての事が隔離室で終わります。
子供の絵本や雑誌等が置かれているため、子供と本を見ながら待っていました。
診断は、「おたふく風邪で間違いないでしょう」とのこと。
正確な診断結果を出すには血液検査をしないといけないようですが、この時は腫れの状態や症状を聞いて「おたふく風邪」という診断になりました。
ちなみに、この時の腫れの具合はこんな感じでした。
小児科の隔離室で撮った写真ですが、幼稚園で見た時よりも腫れています。
前兆はあったのか?
おたふくかぜ当日の、幼稚園に行く前に「お腹が痛い」と言っていました。
その時は、「朝ごはん食べ過ぎたかな~?」「トイレに行っておいで」という感じで、一時的なものだと思っていました。
実際、幼稚園バスに乗るときにはお腹の痛みもなくなっていたので、特に気にしていませんでした。
しかし、今思えば、これはおたふくかぜの前兆だったようです。
このことを小児科の先生に聞いてみると、おたふく風邪というのはウイルス性のものなので、普通の風邪と同じように、喉が痛くなったりお腹が痛くなったりすることがあると言っていました。
おたふくかぜに直接効く薬はないので、その日は痛み止めだけもらって帰りました。
おたふく風邪って何?
そもそも、おたふく風邪とは何なのか??
正式名称は、流行性耳下腺炎(りゅうこうせいじかせんえん)です。
ムンプスウイルスと呼ばれるウイルス菌が原因で発症し、耳の下(耳下腺)やあごの下(顎下腺)が腫れて痛くなります。
たいていの場合は、左右とも腫れますが、まれに片側だけのこともあります。
腫れは、1~3日がピークで、1週間ほどで腫れが目立たなくなります。
飛沫感染や接触感染によって広がり、感染力がとても強く、潜伏期間はおよそ2~3週間と長いのが特徴です。
子供を看病している間に、大人にも移ってしまうことがあります。
どこから感染した?
おたふく風邪は、ウイルス性のためいつ・どこで感染したかわかりません。
会話やくしゃみなどによる飛沫感染や、ウイルスがついた手やおもちゃなどによる接触感染が感染経路になります。
ただ、娘の場合はおたふく風邪になる数日前に「〇〇ちゃんがおたふく風邪になって休んだ」と言っていたので、その子から移った可能性が高いです。
食事はどんなものが良い?
酸っぱいものや辛い物、よく噛まなくてはいけない物は唾液の分泌が促されて腫れている部分が痛くなります。
おたふく風邪になったときは、よく噛まなくてもよい食べ物を食べるようにします。
おかゆや豆腐、味噌汁、スープ、くたくたに煮たうどんなどが良いです。
甘いお菓子も唾液腺を刺激してしまうので、甘いものがどうしても食べたくなった時は、ゼリーやプリンなどの柔らかくて食べやすいものが良いでしょう。
幼稚園や学校はどうする?
娘の出席シール帳の出席停止欄に、おたふく風邪がありました。
腫れがひくまでは他の子に移ってしまうので、約1週間は休ませるようにと病院で言われました。
娘は、症状がとても軽く、片側だけが腫れて、2日で完全に腫れがひきました。
最初の診断から3日後に病院に来てと言われて、見てもらいましたが、「治ってるから来週から幼稚園に行っていいよ」と言われました。
結局、幼稚園を休んだのは、土日を含めて5日でした。
ですが、医師からは「もしかしたらおたふく風邪ではないかもしれない。おたふく風邪の診断は難しく、正確な診断をしたいなら、血液検査をするしかない」と言われました。
普通の風邪でも耳の下が腫れることがあるそうです。
もしも、またおたふく風邪のような症状が出たら、その時は血液検査をしましょうという事になりました。
腫れた時には冷えピタが良い!
「ご飯食べたら痛い…」「口を大きく開けたら痛い…」というので、半分に切った冷えピタを貼りました。
とても気持ちが良いみたいで、すこし痛みも和らいだようです(*^-^*)
ちなみに使ったのはアンパンマンの冷えピタ!
とってもかわいくて、4歳の娘と2歳の息子も一緒になって貼っていました(笑)
やっぱりアンパンマンは子供に大人気ですね(^^♪
こんな時はもう一度診察!
- 頭痛が強く、何度も吐くとき
- 1週間たっても腫れがひかないとき
- 熱が5日以上続くとき
- 耳の下の腫れが赤くなった時
- 睾丸を痛がる時(男の子の場合)
- 耳が聞こえくいと感じたとき
このような場合は、もう一度病院を受診しましょう。
また、おたふく風邪と診断されて1ヶ月は、予防接種ができません。
もしも、1ヶ月以内に予防接種の予約をしている場合は、キャンセルしましょう。
まとめ
おたふく風邪は小さいときにかかれば症状は軽いと言われています。
大人がおたふく風邪になったら、とてもきつい思いをするそうなので、予防接種をしていない方や幼少期におたふく風邪になっていない方は、看病するときに感染しないように十分注意してください。